Bluesoup

Lao dishes

2009

モーク MOKE(手前)。これはフィッシュモーク。川魚とレモングラス、ガランガ、チリ、レッドオニオン、ガーリック、バジル、シャロット、フェンネルをバナナの葉に包んでスチーム。エキゾチックな食べものです。

奥はカイヘン(Rock Algae 川藻)チップス。

川底からかきとった川藻をバナナの葉を使って干したもので、ゴマを挟んで揚げます。

そういえば柄がバナナの葉っぱのレリーフになってます。

村の中ではスダレを使って干してました。

左はどこでたべてもおいしいモーニンググローリー(空芯菜)とチキンのラオ醤油炒め。

真ん中はラオディッシュの帝王、ラープ。これはラープ カイ(チキン)。

チキンのミンチにミント、バジル、グリーンオニオン、チリ、ライム、ローカルハーブを細かくして炒めます。

右はチキングリル、ピン(焼き)カイ(鶏)、ウィズMak Kenチリソース。辛〜いスパイスソースかクセになりました。

ファー カイ(チキンのファー)とムアンシンのフライドライス(チャーハン)。

普通でおいしいラオフード。

鶏は地鶏、豚は地豚。野菜はどれも味が濃くて、そんな野菜をギザギザ包丁でざっくり切るのもラオス流。

右下のルアンナムタ風チャーハンは沖縄ジューシーのよう。

盛りつけ方がかわいい。

定番カオソイ(肉味噌入りファー)。北ラオスの名物で、タイのカオソイ(ココナツ麺)とはぜんぜん別モノです。

真ん中は生活市場のカオソイ。ちゃちゃっとお湯を通して、お待たせしません。

ビエンチャン。左はメコン屋台レストランのマイ定番バード(チキン)のグリル。ピンカイwithフライドガーリック。

真ん中は酸っぱいソーセージ。ビアラオのお供に最高!

にいさんが焼くのはロッティ。夜な夜なビエンチャン街角に現れる夜のスイーツ。食後はどうしてもロッティなのだ。

ロッティは去年、屋台に並んでた南方系女子に「オマエこれ知ってるか?」「知らないのか?」

「ロッティって言うんだ。うまいぞ食え!」となかば強引にすすめられて以来のファン。

生地に練乳、油、マーガリン、タマゴをまぜて、おれはさらにオプションでバナナを入れて練乳をかけて甘あまのデロンデロンになったやつを

ぷらんぷらん歩きながら熱いうちに竹串で突き刺して食うのが大好きです。

右はタラートサオのフードコートで出会ってしまった絶品カオムーデン。ペキンダッグのチャーシュー丼?

スティッキーライス(カオニャオ、米粒が細長い)との相性が抜群でした!

Lao graphics

地雷で片足をなくした男の子。ホーチミンのヘルメット着用キャンペーンの生々しいケガの写真もすごかったけど、

これも日本ではクライアントNGな表現と言えるでしょう。

アメリカ製の地雷除去にあと1世紀はかかると言われているラオス。スマイルに目が行き、モノトーンで優しくしてます。

もしおれがオーダー受けてもアイデアはこうすると思います。モノトーンで写真のテーマをソフトにするテクは東西共通のようです。

国立リハビリセンターの無料開放の広告らしく、エアコン完備がフックです。

今回のベスト・ラオ・グラフィック!

 

右はビアラオがスポンサーのヤングDJコンテストということがわかるだけで、外人には日付すらわかりません。

日本でも時々クラブなんかのフライヤーで見かけるタイプのデザインで、レイアウト的には初級です。

そつなくまとまっていますが、コンペティターもいないのでデザインに緊張感がまるでありません。

工業国のように、いろんなポスターが並びまくるとか、そういう状況は首都でもありえないので1枚貼ればその地域での効果は抜群です。

技術的にはすべて初期のイラストレーターでできますが、ラオ語のマックフォントがあるかどうかが不明です。

印刷の単純さから言って、もしかしたら版下製版かも知れません。そうなると、このラオフォントは写植(写真植字)の可能性も。

写植とは、精密なカメラ的技術で印画紙にフォントを焼き込む技術です。

日本ではフォントのデジタル化により10年以上前に消えましたが、バブル世代のグラフィックデザイナーは全員お世話になっている職人技です。

ラオスでは現役なのかもしれません。

ときどき職業を聞かれるとアドバタイジングデザイナーと答えますが、アドバタイジングが伝わりません。

そもそも広告や宣伝といった西寄りの概念がないので、そういうコトバは必要ないらしいです。

アーティストまで言ってしまうと、そういうわけでもないし、おれのボキャブラリーでは限界があるので、これには困りました。

ビエンチャンの地元クラブ(たぶん)。外人はいません。(左)

ちょっと太めのDJが町なかにスピーカーを持ち出し、大爆音でラオポップのお皿を回します。

踊ってる女子もいます。地元ヤングの中ではもっともナウな場所と言えましょう。コンテストに向けて練習中でしょうか?

http://khompanya.com/

ポスターに記載されてたヤングDJコンテストのHPです。ミュージック ラッヴァー!

ラオDJが聞けます。サバイディ~!

 

右はファーグム通りにできたビエンチャンの最新スタイルのガールズバー。

白人さんたちは大好き。

ここはビエンチャン ワッタイ空港。

国内線フロアのテレビでは地元産コンバットドラマをやってます(左)。

登場してくる怪しげな悪役アメリカ人たちは、カウボーイハットにグラサンとおヒゲがお約束。

前のイスに座るおばあがおれの方を見て何かブツブツ言ってますがさっぱりわかりません。

どうやらちょっとうるさいフランス人ファミリーが気に入らないみたいなんですが、そんなことおれに言われてもなあ・・・

おばあはすごくきれいな黒髪をしてます。

 

ボーディングエリアに入ると今度はラオス語のマトリックス3です(右)。

スミスとネオが命をかけて戦ってますが、ゆる~いラオス語ではまるで力がはいりません。

しかも声がみんな似てるのは問題です。

さらに口とセリフがぜんぜん合ってなく、どうしてもセリフの方が長くなってしまいます。

おれはトゥクトゥクが大好き。

普通車のタクシーよりもこっちを選びます。

ミスターKAHNもそうだったけど、ステアリングコラムに大きなパーシーをしてる信心深い運ちゃんも多い。

町中で「トゥクトゥク!」ではなく「チュクチュク!」って声をかけてくる運ちゃんて北部出身なのかも?

ルアンナムタではトゥクトゥクって言うと変だって時々笑われましたもん。

Blue bananas & Fruit heaven graphics